【中・上級者向け】スラブを極める3つの方法とコツ

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マスター上達編

スラブ、緩い傾斜を極めよう

スラブはどちらかというと好きより嫌いな人の方が多いイメージですよね

うちのジムのスタッフも好きな人ももちろんいますが、苦手っていう方の方が多いです

外岩に登りに行くかたも岩場はスラブが多いですし、踏める足もほんとうにちっちゃい足場しかありません

 

そしてコンペなどの大会でも最近はスラブのフットワークが多く、ハリボテ全盛期ということもありハリボテに立ちこんだり、小さいジブスに乗り込んだりとバランス系のムーブで落とすというのは多いです

かぶりのガンガン登るパワークライミングもかっこいいですが、スラブでの足使いを極めてみましょう

スラブとは?

スラブというのは90度よりも寝ている壁のことです

一枚岩のことや建築用語で床版という意味があるのでそこから来た用語だと思われます

寝ている分壁にもたれることができるので、腕力や保持力よりも足の筋力やバランス・体幹等が問われる非常に難しく、またそこが楽しい壁になります

うまくバランスがとれるとノーハンドになります。ノーハンド課題は保持力がいらないため幅広く人気がありますし、ハマると上級者のかたより登れることがあったりします。

 

落ちるのが一番怖いのもスラブ壁です。足を滑らせると壁に体ごと引きずってしまうので落ちると思ったら離れたほうが安全です

スラブのホールディング

スラブの課題は基本的にホールドが悪いです。ホールドに第一関節でもしっかりかかればガバとなり、持ちやすいとかなり低グレードです。

低グレードでも他の壁よりは明らかにホールドが持ちにくく、小さいホールド・薄いスローパー・浅いポケットや粒みたいなホールドをつかまなければなりません。

 

普通はホールドをしっかり持って強く引き付けることを意識しますが、スラブはこのときに他の壁みたいにしっかり持って強く引くということができない為、腕や背中を意識するのではなく指先に力を集めて持つことが大切になってきます。

 

一気に引くということもしないため、しっかりと脇を締めて指先に力を集中してつまむように持つといいでしょう。小さいホールドでも親指を補助するだけで力が入ります。オープンというよりもすべてのホールドをピンチするつもりでもつと力が入ります

 

スラブでのフットワーク

ボルダリングの基本のフットワークについてはこちらで説明しましたが、スラブのフットワークは少し違う点もあります

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スラブのフットワークで最も重要な点はかかとを下げることです

かかとを下げてシューズのフリクションを活かしたフットワークが重要になってきます

この点はスメアリングの使い方と似ていますね、スラブのフットワークが上手くなるとスメアも上手くなってきます

かかとを上げてしまうと、垂直方向よりも後ろに蹴る力が強くなるために足が滑りやすくなります。しかしまだまだはじめたばかりの方はかかとを下げたほうが滑るかもしれません。

 

これはなぜかというと使い古したレンタルシューズだとソールも減っていてフリクションがないです。そしてまだきつめに履くことに慣れていない場合に足の指先が余っているとシューズの先が折れ曲がってしまいかかとを下げると滑りやすくなります

これが原因で始めたばかりの方の多くがかかとを下げると滑ってしまうという印象になってしまうのです

 

そのまま登っているとスラブ上達の弊害になりますし、シューズを買った後はかかとが上げたフットワークに慣れていて逆に滑ってしまうという事になってしまうので、早めにクライミングシューズを買うことをお勧めします。

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スラブでかかとを上げるのは遠いホールドを取るときぐらいで基本はかかとを下ろしたフットワークをしていきましょう

スラブで最も重要なのは乗り込み

スラブでのムーブの種類はあまり多くありません。ムーブというのは基本的にバランスをとることや腕や指にかかる体重を軽減する技の事をさしますが、スラブではしっかり乗るだけで体重は軽減されます。

なのでどのムーブで登るか?というよりもどの足で登るか?と考えたほうが良いです

 

次のホールドを取りにいくためにはどの足に乗り込んで立ち上がるかということが必要になるため、ホールドを取ることを考えるために次に乗る足を考えながらムーブを組み立てましょう

乗り込む際に勢いをつけるのはよろしくありません。大体ホールドが悪いのでバランスを崩した状態では保持することができない事が多く、その勢いのまま後ろにいってしまいます

 

できるだけゆっくり立ち上がるのが大切です。基本的に引き付けれるホールドではないので足の力が重要で、重心をしっかりとフットホールド側に持っていくことが鍵です

 

重心が下がったままや前のフットホールドだと後ろに引っ張られて、上手く立ち上がれません。次のホールドに乗り込むためには前のホールドからはやく足は離していきましょう。片足で乗り込めるようになるとスラブは上達していきます

このときに離した片方の足を壁にあてスメアリングしながら移動させていくと重心もとりやすく乗り込みやすいです

スラブを好きになろう

スラブは奥が深く、昔からのクライマーはスラブがかなり上手い人が多いです。

強傾斜に強いほうがかっこいいとかバンバン飛んで派手に登りたいって思う方もいるかもしれません

でも、すごく小さいホールドに立ち上がったりじわじわ~っとバランスをとりながら集中していくのってすごくかっこいいです。

腕力がなくなっても、指を怪我しても登れます。この先年齢を重ねていって若い子よりスラブが登れるとかっこいいですよね??

かぶりとはまた違った達成感もあり、上手く登れるようになれれば絶対好きになるので、これを機にスラブをマスターしましょう

 

 

 

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