ボルダリング基本~外岩のスポット技術を学ぼう

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ルールと基本

アウトドアボルダリング

ボルダリングにハマッてくると、一度は外岩に行ってみたい。。という方も多いと思います。

暖かくなったりして、外岩シーズンと呼ばれる季節になると常連さんはみんな外岩に行きだします。

外岩ってどんなところ?マナーや基本などはこちらでまとめてありますのでご覧ください

今回はその外岩のボルダリングをするにあたって必ず必要になってくる”スポット”について学んでいきましょう

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スポットとは??

外岩にはクライミングジムにあるような大きくて分厚いマットはありません。ボルダリングマットを持参して持っていくのですが、ボルダリングマットも大きいわけではないので、墜落のときのケガや事故には充分に気をつけないといけません。

スポットというのは墜落してきたクライマーをできるだけ良い体勢での着地へと導く行為です

この役割の人をスポッターと呼んでいます

*ただしスポットは墜落した人を抱きとめるものでもなく、墜落を阻止するものでもないのであくまで登っているクライマーは自分での着地が原則となります。登る側のクライマーは過度にスポットに頼るべきではないし、結果的にケガをしてしまったとしてもスポッターに責任を求めるべきではありません*

スポットの基本

 ポジショニング

スポットとは着地を補助するものですが、ある程度の落下の衝撃を受けることになり、場合によってはスポッター自身が怪我をする場合があります。

スポットをする際はまず自分の周りの状況を確認して、しっかり立てる位置を確保しマットの位置を確認してから臨みましょう

スポットをするときに登っているクライマーに近すぎると落下の巻き添えをくらいますし、遠すぎると落下を補助できず落ちてくるのを見るだけになってしまいます。

「ここで落ちたらどういう風に落ちてくるか」というのを判断して自分のポジショニングを常に移動させてください。マットの上にいるよりもマットの端にいてクライマーをマットに落としてあげるというイメージが理想です。

 補助の基本

基本は”体の重心の確保”です。人の体の重心はへそ付近にあるので、スラブや垂壁系の壁の場合はとにかくクライマーの腰やお尻の動きを注意し、落下時は腰あたりを支えることによって着地を補助します

相手の動きに対して、両手を動かし自分のポジショニングも最善な位置へと変えながら移動しましょう。

落下の時は相手の腰を支えて安全な場所(マット)へ落ちるように誘導してあげる、もしくは後ろに倒れてこないように転倒を阻止してください

このときの両手は”押す・止める”のではなく”支える”というイメージで自分の前に両手を置いてください。落ちた場合に想定されることを常に想像しながらそれに対応できるよう行動することが重要です。

 視線

補助しようとする箇所に意識を集中する。全体像を把握しながら行動してください

登っているクライマーが変な体勢になってないか?マットの位置は適正であるか?

ホールドの位置やムーブが気になったりしていると注意力が散漫になります。クライマーの動きに即座に対応できるように、緊張感をもってスポットするようにしてください

応援したりムーブを参考にしたりしたい場合はスポッターではなく、ギャラリーとしてみてください。集中していないスポッターは危険なだけです。登っているクライマーと同じくらい緊張感を持ってスポットしてください。

ポジション・手・視線というのは常に意識しながらスポットするのが基本です

ルーフ系のスポットの基本

ルーフ系のスポットではクライマーの体が真横になるため、腰を支えるという行為が難しくなります。そういった場合に一番に考えてほしいことは、頭や脊髄の保護です

頭の保護を第一に考えて、真横に落ちてくると完全に受け止めることはできませんが、頭がマットからはみ出たりしないように手を添えてください。

マットの位置はかなり重要になってきます。マットのサイズを把握しながら常に最善の位置へと動かしてください。

ランジ系課題のスポットの基本

ランジ系やデッド系の課題では、飛距離や振られ方によって、クライマーがかなり離れた場所に着地することが多くなります。スポッターが一人の場合はふられを予測してあらかじめ振られる着地位置にいることが大事です。

スポッターが複数人いる場合は分散してもいいでしょう。

ランジの場合は体が不安定のまま落ちてくることが多いために、着地の時もバランスを崩しやすいです。登っているクライマーはぎりぎりの場合だとホールドを取ることだけに意識が集中している場合があるので、落下への意識が薄くなります。

急にとんだり、いきなり落ちてきたということがないようにクライマーのランジのタイミングを読んで合わせることが重要です

クライマーの細かい動きにも集中してスポットに臨んでください

下地が悪い場合のスポット

下地が斜めになっていたり、岩がすぐ横にあったりといった下地が悪いところでのスポットもよくあります。そういう場所での一番の危険はその危険箇所への落下になります

斜めになった場所に落ちてくるのを受け止めようとすると自分まで一緒に落ちてしまいます、自分が安定した位置にあることが大事で、着地するまでの補助も大事ですが、着地してからを補助するということも必要になってきます

落ちた勢いでバランスを崩し、危険箇所に突っ込んでいかないように阻止したり、よろけて転ぶのを阻止するといったイメージです。

複数人スポッターがいる場合は、体の大きさなどを考慮し効果的なスポットをするように心がけてください。複数人いる場合だと危険なのが油断です。そういう場合だと少人数で緊張感をもって行ったほうが効果的にスポットができるので、スポッター全員の打ち合わせをしっかり行い”チームスポット”してください

まとめ

スポットは常に最悪を想像しながら行うように行動すれば、最善に動くことができます。

クライマーの落下のケガは自己責任ですが、スポッターがケガした場合も自己責任です。しっかりとした知識・技術を身につけておけばケガを回避できること理解して、ケガなく安全に楽しいボルダリングを行ってください

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