ボルダリング世界王者でも大切な【自らの体と向き合う姿勢】

ボルダリングでは道具をほとんど使わずに自らの体一つで登るため、自分の身体を知る事はとても大切で競技のパフォーマンスに直結します。

身体の使い方がもろに影響するスポーツです

ボルダリングをやり始めて自分がこんな動きが得意だったんだ、とか苦手だったんだという事がよくわかってきますよね

クライマーの皆さんはそれぞれ自分の体で得意・不得意な動きで合ったり弱い部分強い分が自分でもわかっていると思いますが、そのあともっと突き詰めてますか?

ボルダリングの頂点に登りつめていた日本代表選手でもまだまだ身体と向き合えていないというほど難しいからだとの向き合い方。ぜひもう一度この機会に身体と向き合ってみましょう

目次

野口啓代選手の貪欲さ

有吉氏による野口のサポートは、18年12月からスタートした。

初めて野口の体をモニタリングすると「あなた、伸びしろいっぱいあるわよ」と声をかけた。

野口は既にボルダリングで4度もW杯年間優勝を成し遂げていたが、有吉氏は「体幹が本当に弱かったんですよ。

『この子はなんであんなに登れるの?』って」と不思議でならなかった。

 すぐに弱点を見抜いた。「左の体幹が弱いから、左足で踏もうとすると体が壁から離れてしまう。そういう場面が何度もある」。

体幹強化に着手。ストレッチポールを半分に切った、かまぼこ形の「ハーフポール」の上にあおむけに寝て、チューブを使いながら手足を動かすトレーニングなどで鍛えた。

O脚気味で「うまく力を伝えられなかった」という足も、お尻付近の中殿筋の後部や、4~5枚ある太ももの内転筋の一つずつをピンポイントで刺激を入れ、改善した。  

全てが有吉氏からの指示ではない。同氏によると野口は「(爪先の甲の小指側を使ってホールドにかける)『トウフックが苦手だから、ここ(の筋肉を)を動かしたい』とか、注文はものすごくある」という。足首の3本ほどの腓骨(ひこつ)筋、一つひとつへのアプローチを指導。「筋肉の名前もちゃんと覚えるんですよ」。野口は常に貪欲に自らの体と向き合っているという。

僕自身この動きが苦手~ってのはよくありますが、そこからその筋肉を鍛えたり、克服しようとしずに自分が得意な動きだけで解決しようとしてしまう癖があります。。反省ですね。

テニス、新体操、サッカー、フィギュアスケートとさまざまなトップアスリートを担当してきた有吉氏は、野口を「理想的なアスリートの感じ」と語り、野口は有吉氏を「母親的な存在」と大きな信頼を寄せている。

1年延期された東京五輪は32歳で迎えるが「ストレスがたまらない体。野口啓代の筋肉はまだまだいける」と断言。野口の強い探究心こそが進化し続ける秘訣(ひけつ)だ。

僕も30代ですが、まだまだ自分の体の成長を諦めてはいけませんねッ

楢崎智亜選手でも肩甲骨が安定しない?

有吉氏は、男子エースの楢崎とは昨年3月に出会った。

「俺は16年に世界で勝ってから一回も勝ててない」という楢崎に「そりゃ、そうでしょ。その体だと」と返した。

「智亜くんはとにかく運動センスが抜群」という一方で、肩が上がりすぎていることが気になった。  

立って「気をつけ」の姿勢をしても、太もも外側に手がつかず、うつ伏せの状態で手を上げることができなかった。

後ろに回した手を腰につけて、トントンと叩く動作ができず「その様子が70歳のおじいちゃんと全く同じ」という。肩甲骨が寄せられない。

「肩が上がって肩甲骨が安定しない。最初から肩甲骨が(上に)上がっているからそれ以上、腕が上がらない」。肩回りのトレーニングに加え、練習中から肩への意識、イメージの徹底を重視し、改善中だ。今年2月のボルダリング・ジャパンカップの際には「前に苦手だったものが少しずつできるようになってきている」と手応えを口にしていた。

楢崎選手といえば立甲のイメージがあり、肩甲骨が自由自在だとおもってましたが、それでも肩甲骨が安定しないんですね

皆さんも一度気を付けの姿勢で試してみましょう

楢崎は有吉氏と出会い、体の変化を「フルモデルチェンジくらい」と表現する。上半身は以前より厚みが増し、本人も「ワイシャツがきつい」と感じるほど。

ただ、これは筋肉がついたわけではない。有吉氏は「大胸筋じゃなくて、姿勢が良くなった」とトレーニングの効果だと解説する。  

ボルダリングW杯で2度の世界王者となった楢崎だが、最近は増加傾向にあるホールドとホールドの間に体を挟む技術を求められる課題に苦手意識を感じている。「全ての課題で一番強いわけじゃないので。最終的には何の課題でも一番強いって思われたい」。自らの信念を有言実行するため、自分の体と向き合いながら、進化を続ける。

世界王者になった後でも自分への向上心が違います!!

やっぱり姿勢は大事ですね!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ここで紹介されている有吉氏がどんな人なのか気になります。
    フルネームの記載がないので、不都合がなければ教えて頂きたいです。

    • ご連絡ありがとうございます。

      有吉氏とは日本コンディションニング協会(以下、NCA)会長の有吉与志恵先生のことです。

      野口・楢崎両選手とは2019年から専属トレーナーとして担当されています。

      ALLEZ

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