ボルダリングでも話題の新しい食事法『ファットアダプト』とは?

ボルダリングを趣味にしている人は運動していない同年代の男性よりも若く、まだまだ体も動けていると思いますが、ボルダリングをしている以上もっと登れるようになりたいですよね!?

ボルダリングはもちろん、スポーツを行うためには、運動、栄養、休養の3つのバランスが大切です。

これらは、コンディショニングの三要素と呼ばれ、成人の健康維持・増進、トップアスリートのコンディショニング全てに関わる大切な土台となります。

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以前もその三要素の一つである【栄養】をテーマとした栄養学をお伝えしましたが、今回はその栄養の中でも今アスリート向けの食事法【ファットアダプト】というものを紹介していきます!!

ファットアダプトは今話題沸騰中の新しい食事法なんです!

目次

ファットアダプト食事法とは!?

『ファットアダプト』とはサッカー日本代表選手の長友佑都さんが提案する食事法で、集中力を高め、仕事のパフォーマンスも上げるという画期的なものです。

相次ぐ怪我や病気を経験しながら充実の選手生活を続けていられるのは、この糖質をコントロールするという食事法のおかげだそう。

つまり糖質制限ではなく、糖質をコントロールするという食事法なんです

この糖質量をコントロールする「ファットアダプト食事法」は、長友さんと加藤シェフ、山田医師がタッグを組み、3年の月日をかけて完成させたものだそうです。

良質な脂質と良質なタンパク質を摂取する

糖質をコントロールするために糖質の量を少しずつ減らし、かわりにタンパク質と脂質を意識的に摂るようにすることが大切です。

魚や肉など、脂質、タンパク質が豊富な食材、オリーブオイルなど。

長友さんは 「イタリアのインテルにいた頃は、筋肉系の怪我がすごく多く、悩んでいました。が、この4年ほどで怪我はまったくなくなり、回復力も高くなった。ピッチの中でも、試合が終わった後も、疲れが取れやすくなったんです。 」と答えています。

長友さんは血糖値の測定、 食べ物のアレルギーの検査を受け、自分の身体を知ることから始めたらしいですよ!

*ファット・アダプテーション:

カーボ・ローディング(場合によりグリコーゲン・ローディング)と呼ばれる高糖質食とは異なった糖質管理食のこと。アスリートが糖質中心の食事から低糖質・高脂質・高タンパクな食事に移行した後、十分なパフォーマンスの向上を得るのに4週間程度の時間が必要であることから、脂質への適応という意味でファット(脂質)・アダプテーション(適応)と呼ばれる。日本人をはじめとするアジア人では食後高血糖になる人が欧米人よりも多いことが知られており、カーボ・ローディングよりもファット・アダプテーションの方が適しているアスリートの比率もその分高いものと予想されている。

一般向けのメニューも開発

こんなすごい料理、シェフや料理人しか作れないんじゃない??

と思う方も多いと思いますが、専属のシェフである加藤さんは 誰もが簡単に「ファットアダプト食事法」を理解でき、実践できるようにメニューを開発しています。

「たとえば、魚をおろすところから始める料理ではなく、 スーパーで手に入る食材、缶詰なども使いながらできるメニューも組み込んでいきたいと思ってメニュー開発をおこないました。

忙しい30代、40代の女性にとって重要だと思うのは、良質な脂質を摂取することだと思っていて、僕はよく“脳のクレンジングオイル”と表現するんです。たとえば、細胞膜は脂質でできていますが、それがやせ細ると、シワやたるみの原因にもなってしまうんです。

だから、野菜サラダにオリーブオイルをかけて食べるといったこともおすすめですね」(加藤シェフ)

これなら忙しいクライマーでも出来そうなメニューもありそうですね♪

身体が強くなりたい、ケガや回復に強くなりたい方はこうした思いがこめられた著作『長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム』(監修:山田悟、幻冬舎)をぜひ一度読んでみましょう!!

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