クライミングビジネスジャーナルによる恒例のホールドメーカーランキング、グリップリストアワードの2019年版が発表されました。
クライミングビジネスジャーナル(CBJ)は全米クライミング業界の情報発信している業界誌です。
全米セッターによる人気投票でトップに選ばれたホールドランキングをご紹介!!

クライマーにとってホールドは重要なポイント!!
得意不得意があれば、好き嫌いも分かれるのも面白いですよね♪
皆さんが好きなホールドメーカーはランクインしていましたか?
4年連続1位『キルター』
4年連続1位に輝いたのはイアン・パウェル率いるキルター !
レジェンドシェイパーであるイアンが立ち上げたKilterGrips。アメリカで最も勢いのあるホールドメーカーです。
迫力のKaijuサイズはアメリカのコンペでの露出が確実に増えています!!
今後も間違いなく大注目のブランドです。
日本でも人気で、多くのジムが取り入れていますね!コンペなどでもよく見るホールドメーカーです!


キルターといえば個人的に突き出たようなホールドが特徴的!
2位にはデュアルの王道『チータホールド』
2位にはフランス発のチータホールドがランクイン!!
2018年には5位にも入ってなかったのですが、ここ最近の勢いが素晴らしいホールドメーカーです!!
特徴的なのが、デュアルテクスチャーと呼ばれる持つところ以外つるつる加工の素材で出来ているホールド!


プラスチックのホールドならではのピンチ持ちが出来なく、オープンの強さ等洗練された動きを試されるホールドです。
Theコンペホールド『フラットホールド』が3位
2014ボルダリング世界選手権のチーフルートセッター、マニュエルハスラーがシェイプをするスイスのクライミングホールドメーカーの『フラットホールド』が3位にランクイン!!
国内外で様々なコンペや課題に登場しています。ダイナミックな巨大ピンチホールドで、持ち角がありポジティブな持ち感で、使い方は無限大。外側にいくほどファットな持ち感になり、課題のアクセントにも最適です。
身体の重心がかなり重要で、持つ体勢が安定していないと全く持てないことが多いのでクライミングの技術が試されるホールドです!!


黒く大きいホールドが特徴的。安定した人気を誇っています♪
コンペの決勝やコンペ課題でよく見かけますよね!苦手な方も多いのでは?
4位アメリカの名ブランド『ロックキャンディー』
アメリカオハイオ州にてホールドのシェイピングを始めたロックキャンディ。
今では古典的なテクスチャと人間工学に基づいたシェイプがクライミング業界で話題となり
コンペをはじめ、業界全体で話題となりました。今では世界トップクラスのホールドブランドとなっています!


いろいろな形があって使いやすい印象です。
コンペというよりまぶしジムで使いやすいですよ!!
ハイクオリティホールド『テクニック』
カナダのトップクライマーSeth & Zoeがデザイン&プロデュースするホールドカンパニー「テクニック」誰もが認める世界最高のクオリティーとシェイプはどのジムでも一つはあるのではないでしょうか?
流行の大きいホールドではなく、ピンチやカチ、スローパーなどそれぞれのホールドのクオリティが高く、ホールドを持つ技術が試されます!


テクニックはデザインもシンプルで、ジムではとても使いやすいです!!
ベテランクライマーに愛される名メーカーですね♪
6位以下にも素敵なホールドメーカーが多数
2018年までは5位までの発表でしたが、 今年から6位以下も発表されています。
6位以下にもこの先来るであろうホールドや安定した人気メーカーもありますよ!!


面白いホールドが多いソイル(9位)
去年あたりから流行りだしたかなり大きいホールドが特徴的な360ホールド(14位)
ランクインはしてないですが、日本ではシンプルホールドも増えてきています!!
来年はいったいどんなホールドがランクインするのか注目ですね!!
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