ボルダリング技術を高めるヨガとボルダリングの関係性とは

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日記&雑感

ボルダリングとヨガの関係

アメリカのクライミングジムに行くと、ハーネスやクライミングシューズなどの用具と一緒にヨガマットが置いてあることが多いらしいです。ヨガのスクールを設けているジムも多く。ボルダリングの初心者であろうと熟練していようと、ヨガは登るのに欠かせない強さや技術を、どんなスポーツよりもボルダリングの技術を高めてくれます。

ヨガはバランスや強さ、力強い体幹が必要でそれはボルダリングでも同じように必要です。また、ヨガで高められる柔軟性によって、さらに遠くのホールドに手を伸ばすことも可能になります。

ヨガの先生曰く「ヨガでは、リラックスして効率よく力を使う方法を習得できます。ロッククライミングは立ちはだかる問題を解決していくようなもの。中枢神経系がリラックスしていると、より知的に反応できるようになります。肉体的に過酷な状況で、どうすれば一番効率よく、楽に動けるかを、ヨガは教えてくれるのです」とのこと。(ヨガオンラインより引用)

「ヨガの練習では、ある一部の筋肉だけを酷使するのではなく、全身を使って動くので、無駄な体力を使わなくなります。そして、自分の体が一つの筋肉として感じられるようになります」

ボルダリングに効果があるヨガのポーズ

アップドッグや牛の顔のポーズのような胸を開くポーズ群は、登る時に繰り返し腕で引き寄せる動きによって生じる猫背や肩こりを和らげる。そして、ヨガで脊椎を安定させ、腹横筋(腰上の両脇の筋肉)や骨盤底筋を鍛えることによって、筋肉のアンバランスを整えることができる。

アップドッグ

アップドッグの効果は背中の柔軟性が鍛えられていくことにあります。

背中は胸椎の柔らかさです。
胸椎の柔軟性が弱まると肩甲骨周りの動きが制限されていき、肩関節や首がこりやすくなってしまいます。

肩甲骨周りが固くなってしまうクライマーには重要なポーズです。

牛の顔のポーズ

牛の顔のポーズはクライマーに大切な方の柔軟性と股関節の柔軟性がアップする素晴らしいポーズです。牛の顔のポーズはヨガの中でも比較的難易度の高いポーズとされています。
そのため、慣れないうちは無理をせずに部分的におこなうように心がけてみましょう

肩甲骨周りがほぐれるため、肩の可動範囲を広げることができます。その結果、肩こりを改善させる効果があります。
また、股関節の柔軟性もアップするため、基礎代謝アップの効果が期待できます。
大きな筋肉が多い下半身が柔らかくなることで、血管が刺激されて引き締まった身体を作り出すことが出来ます。

呼吸にも効果が高いヨガ

普段の生活の中であたりまえのように繰り返している「呼吸」。その回数は、1日2万回以上と言われています。

呼吸は、口や鼻から空気を吸い込んで酸素を肺に取り込み、二酸化炭素を吐き出しています。この「吸う」「吐く」の動作は、肺単体で行っているわけではなく、肺周辺の筋肉(呼吸筋:横隔膜や腹筋群)がコントロールしています。呼吸の仕方によって、刺激される筋群やその負荷も変わり、身体へのメリットにも違いが生じます。ヨガには、さまざまな種類の呼吸法があり、目的やポーズ・流派などによって使い分けています。

呼吸法の種類は大きく2つに分けられます。呼吸は横隔膜を上下させることで起こりますが、この時にお腹を膨らませる呼吸が「腹式呼吸」、胸を膨らませる呼吸が「胸式呼吸」です。ヨガのメインの呼吸法はリラックス効果をもたらす「腹式呼吸」ですが、強度の高いポーズを連続してとったり、ポーズをホールドするときなど、積極的に筋肉を動かす時は「胸式呼吸」に切り替えたりします。

ボルダリングと呼吸の関係性はこちらの記事を参考にしてください。

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平山ユージさんもヨガを取り入れている

平山さんがヨガを始めたのは、23歳のとき。さまざまな大会に出場して経験を積み、実力もついてきた頃だったが、どうしても自分に自信が持てなかった平山さんは、自分の心の中にある壁を打ち破るための方法を探すなかで、ヨガに出会った。

「岩を登るときには、背中を中心にして体をねじることで推進力が出て、体の動きもスムーズに流れます。ヨガを始めてからは、『吐くときに動き、吸うときに止まり、また吐いて動く』というように、ねじりの動きと呼吸を連動させるようにしました。それが自分のクライミングにとても合っていましたね」

また、恐怖心を感じたときも、呼吸が助けになるそうだ。「リスクがある状況だと、どうしても怖さを感じてしまいます。そのときは、『これはほんとうに怖いと思うべきことなのか』と客観的に考えたりして恐怖心をコントロールするのですが、最終的に『スイッチを入れていこう』というときは、意識的に息を吐くんです。怖いとどうしても呼吸が止まってしまいますから。そうすると恐怖心が和らぎ、体が自由になっていくのが感じられます」

それからというもの、大事な大会の前には必ずヨガをするようになったという平山さん。アシュタンガヨガや瞑想を、日々のトレーニングに取り入れているそうだ。

これほどまでにボルダリングに効果があるヨガを皆さんも一度取り入れてみてはいかがですか?

 

 

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