ボルダリングに必要な能力
どんなスポーツでも全般的に必要な能力は3つの要素が挙げられます
・スキル(技術)
・フィジカル(肉体・身体能力)
・ブレイン(戦略と精神力)


日本の言葉でもあるように心・技・体という言葉があるようにこの3つの要素は必ず必要になってきます。
しかし3つの要素がそれぞれ同じように等しく必要なのかというとスポーツによって違ってきます。
上の表ではその3つの要素がどれくらいの割合で必要なのかをわかりやすく表しています
山と渓谷社のフリークライミングによると、100m走はスキルやブレイン以上にフィジカルの割合が高いスポーツであり、トレーニングの比重もそれに沿って行われる。
ゴルフではフィジカルに比べ、スキルやブレインの割合が高い。
野球はスキルの割合が高く、練習もそれに沿って行われる。
一方、クライミングはスキル・フィジカル・ブレインの三者が同程度の割合で必要となるスポーツである。
と書いてあります。
クライミング=フィジカルは間違い
ボルダリングをやったことがない、または数回しかやっていないという方のほとんど一般的な認知度でいうとクライミング=フィジカルという考えの方が多いように思います
しかしそれは全くの間違いで、スラブのような力が全くいらない課題もあれば力も必要とする課題もあるのでフィジカルだけでは登れないのがボルダリングです。
スキル(技術)の部分であるムーブに関していうとサイトでもいくつも書いてきたように足の置き方やホールドの持ち方など正しい方向に正しく持つというような技術が必要で、それらは身長や体型によりさまざまな登り方があります。


足の置き方一つにしても足の向きや、置くポイント、かかとまでも置き方はさまざまですべてがスキル的な要素です。
ある程度登ってきた方ならわかるようにクライミング=フィジカルという考えは確実に間違いだと言えます。
フィジカル×スキル×メンタル
フィジカル
ボルダリングのフィジカル的な部分での記事をいくつか紹介していきます




スキル
ボルダリングにおけるスキル、技術的要素の記事はこちら




メンタル


全ての能力が均等に必要だからボルダリングは面白い
ボルダリングがこうして人気になってきてさらに定着してきた理由の中で、スポーツに必要な能力が全て均等に必要だからということが挙げられると思います
フィジカルが主に必要なスポーツは向いてない向いているがはっきり分かれます。
スキルが必要なスポーツも同様に得意不得意の差が激しいです。
ボルダリングも得意不得意の差はあるにしろ、フィジカルや得意なムーブだけで押し切れるといったように自分なりの登り方がそれこそ何十通りとあります。
そういった部分でもボルダリングが面白く、流行りだけでなく定着している理由だと思います。
みなさんも偏らずにすべての能力に目を向けてボルダリングを楽しみましょう
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