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【ボルダリング中級者向け】保持力がなくても登れるようになる2つのコツ

マスター上達編

加速度の法則をムーブに使おう

物体の運動には「運動の方程式加速度)」という物理の法則が適用されます。

意味としては同じ強さの力をかけ続けると物体の動きはだんだん早くなるというものです。

たとえば車を自分の力で押すときに初めは全然動きませんが、いったん動き出してしまえば押す同じ力でも速く押せるようになります。

これは物体に加える力が大きいほど加速します。質量とは反比例するものなので、重いものはなかなか加速しません。

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加速度をクライミングに活かす

クライミングでの負荷、物体とは自分の体重です。

この運動の法則から体重を引き上げる時に初動に負荷がかかり、体が上がり始めるとその負荷は軽くなるということが当てはまります。

つまりクライミングでは

・ムーブの動き出しを手の引きで始めると初動負荷が腕にまともにかかるためパンプしやすくなる

・ムーブの初動を足から始めると腕への負荷が減り、パンプにしくくなる

・ぎりぎりの保持でも手だけで引き付けるのは難しいが、足から動いたりデッドポイントのように体の反動を使うと次のホールドにも手が出せる

ということが挙げられます

重力に対して体を上げていくためには手の引き付けというより、足先→脚力→両手→片手という順で連続して加速度的に動いていくことが効果的です

やはりクライミングは足が大事ということがここでもわかりますね

初動負荷について詳しくはこちらを参考にしてください

初動負荷理論でボルダリングを効率よく上達しよう
初動負荷理論を取り入れてみよう初動負荷理論って何??初動負荷理論というのはみなさん初めて聞くかもしれないですが、初動負荷理論とはつまり『すべての身体動作において、スピードや巧...

反動を使って動作の起こりを利用しよう

単純な懸垂や腹筋でも反動を使って動作の起こりを利用すれば簡単に体を持ち上げることができます

身体が静止した状態から、腕の力だけを使って引き上げたり、腹筋のみを使って体を引き上げようとするとかなりの力が必要です。

そこで先に足を上げて蹴りだすように勢いをつけるとほとんど力を使わずに持ち上げれます。

このように初動を筋出力の強い下半身や背中で作り出し、その加速度を連続的な動作で行うことが合理的です。

加速度的ムーブの種類

加速度を利用して体を持ち上げるムーブとしてわかりやすいものを紹介していきます

ハイステップ・・・高いフットホールドに乗り込むときはゆっくりではなく、下の足の蹴り、腕の引きと連続的に行い高い階段を一気に上がるような動きになります

キョン・・・膝を使って動きを止めるのではなく、膝のツイスト運動を上体→両手へと伝えるようにスムーズな動きが大切です

デッドポイント・・・単純な保持力で片手を離せない状態のときに両手で一気に引き付けて無重力状態を作ってその間に片手を出す

サイファー・・・足の振り子運動の推進力を使って、弧を描くように飛び出す

マントリング・・・初速を利用して、身体を押し上げるまでを一気に上がっていく*プッシュも*

引き付けの力がなくて悩んでいるひとは参考にしてみましょう

保持力はもちろん大切なクライミングですが、保持力がない方でも出来るようになるから面白いのがクライミングです

引き付ける腕力がなくても足の力、体の反動を使って補って登れるグレード力を上げていきましょう

今回参考にしたのはクライミングを科学するというクライミング教本です

こちらは科学的理論的にクライミングを丸裸にしています

感覚で登っている方には衝撃になるくらい勉強になる本です!

一度読んでみてはいかがですか?

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