ボルダリングが上達しない人は持久力に目を向けると成長する

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ボルダリングがなかなか上達しない方は持久力トレーニング

ボルダリングを続けているけどある程度のところで最近成長が止まっている気がする。。という方も多いと思います。

心当たりがある方はただ登っているだけでなく一度クライミングの持久力に目を向けてみましょう。

テクニック的はすぐには上達していきません。何度も反復練習することによって自分のムーブの引き出しが多くなっていくので、そこからもう一手伸ばそうと思ったら、落ちる寸前で死ぬ気でつかむような底力が必要になってきます。

メンタルな部分もありますが、ボルダリングの成長の中でもメンタル部分は大きく左右します

限界ぎりぎりまで登ってトレーニングしてさらにそこから一手でも進めるようになれば、まだまだボルダリングの成長が見込めます。

持久力のトレーニング

持久力」という言葉には心肺機能や循環機能を含んだ「全身持久力」とミドルパワー領域での「筋持久力」の2つの意味があります。

全身持久力の向上にはロング・スロー・がよく用いられ、心拍数120~140ほどのレベルよりも少し低い活動域で出来るだけ長く運動を継続する方法で向上できます。

これによって心肺機能と、毛細血管を含んだ循環機能の強化が可能になります。

筋持久力の向上には・最大筋力を高める・乳酸排出能力を高めるという2つの条件を満たすことで鍛えることができます。

最大筋力の30パーセント程度で30分~45分間、筋肉を使い続けることが最適とされています

逆に最大筋力の50パーセント以上の負荷だと筋収縮によって毛細血管が押しつぶされて閉塞してしまいます。

ボルダリングにおける持久力の意味

ボルダリングにおける持久力にはストレニュアスレジスタンスの2種類があります。

ストレニュアスというのはレストをはさみながら長いスパンの中で前腕のパンプに耐えつつ、ハイパワー発揮を何度も積み上げていくというものです。

20手や30手以上あるようなリードクライミングを指します。

レジスタンスというのは10手ぐらいの手数をレストも出来ないような強度のムーブの連続でこなさなければならないようなことを指します。

ボルダリング的にはレジスタンス系が多いのでそこで問われるのは、貯まった乳酸に対する耐性よりも、乳酸をいかに貯めないかということになってきます。

それにはやはり最大筋力のアップが効果的になります。

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持久力のアップ=スキルアップ

持久力がいかに大切かということが分かったと思いますが、最終的にはやはりパンプをさせないためのスキルアップが大切になってきます

持久力トレーニングを行い、パンプをしたときにこなせる動きや出てくるムーブで技術がアップしていきます。

ボルダリングの成長に少し悩んでいるかたは趣向をかえて、一度持久力トレーニングを行ってみてはどうですか!?

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